ダイエットの効果
体重が100kg以上もある人が、50kg台、60kg台にまで体重を落とすことは至難の業です。
では、体重を3kgとか5kg落とすとなるとどうでしょうか。
なぜそのようなことを聞くかというと、現体重の5%、100kgなら5kg体重を減らすことで、肥満に生活習慣病が合併した病態、
すなわち肥満症の半分以上の人が症状を正常にすることができることが明らかになりました。
世界的に【体重の5%減】が肥満症治療の目標になっているのはそのためです。
近年は、日本でも生活習慣病を予防する「メタボ対策」がさかんに行われています。
この対策は、虚血性心疾患につながる生活習慣病の予防と、軽度の生活習慣病の改善を主目標とするものです。
日本人は欧米人と比べて肥満の度合いが小さく、
実際に3kgの体重減とそれに伴うウエストサイズ3cm減でメタポリックシンドロームを脱することができることから、
日本肥満学会は、「3kgの体重減、3cmのウエストサイズ減」を提唱しています。
肥満症一歩手前のメタポリックシンドロームの人は、3kgの体重減、3cmのウエストサイズ減を、
病的な肥満症の人は体重を5%減らすことを目標にしてダイエットすることをお薦めします。
そして、最後の目標は減らした体重を維持することです。
